陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

ネルソン・マンデラと人種差別の歴史

ネルソン・マンデラと人種差別の歴史

南アフリカを開放に導いた
偉大なるネルソン・マンデラ氏が亡くなった
人種差別、アパルトヘイト
この忌まわしい歴史が終わったのはいつだったのか

アメリカで黒人や黄色人種の人権が認められたのは?
黒人を奴隷として家畜同然に扱っていたのは?
白人が、東南アジアを植民地にして略奪していたのは?
イギリスが統治していた上海の公園に
「犬とシナ人、入るべからず」という看板が掛けられていたのはいつの頃だったか?
人類史の中で忌まわしい時代が現にあったことを知るべきだし
その延長線でいろんな世界史の悲劇が生まれたことも知っておくべきだろう

先の太平洋戦争の原因もこの人種差別が原因として挙げられる
この「白人優位」の人種差別が太平洋戦争の根本原因だったことを知る必要がある
自虐史観の暗示にかかっている人たちは、このことを忘れ去り
戦後、白人国家に歯向かった日本に対する報復と
思想戦を含んだ東西冷戦のパワーバランスの中で翻弄され
日本悪者論の催眠術をかけられたままでいる
深く考えることを忘れ、
自嘲的な意見を発することが良識ある知識人という曲解の中にいる

先の戦争は、日本が発展していく過程での覇権争いだったという側面を見る必要がある
アメリカは、ハワイを併合し、フィリピンを併合し
更に西に向かおうとしていた
そこに日本という力をつけた黄色い国家が立ちはだかったのだ

当時は、世界中が人種差別の真っただ中である
黄色いサルが、白人社会に歯向かっていたという認識もあっただろう
アメリカに移民していた日本人も過酷な状況の中にあった
目の前の邪魔者を排除するために戦争に引き込もうといろんな画策が有ったようだ

結局、戦争に引き込みその目的は達したかに見えたけれど
この戦争で、日本は、戦争に負けたものの大きな功績を世界に残すことになる
人種差別、白人たちの搾取を目的とした植民地支配を打ち砕くという結果をもたらしたのだ
そのために多くのアジア諸国における日本人に対する評価は良好なモノが有る

中国、朝鮮の反日感情は、東西冷戦の左翼思想の影響もあり
資本主義の手先になった日本を叩くことで自分たちの正しさを主張することと
内部固め政権維持のために、外部に悪者を作る必要があった
自分たちの国家が発展できなかったのは日本に侵略されたからだと言えばよかった
全て悪いことは、日本のせいで引き起こされたのだと言えば簡単だった
その左翼思想の影響が、戦後日本の中にも強く、特に最高学府の中に強くあった
その思想は、政権をとるところまで至らなかった幸運があるが、
その影響は様々なところに残り自虐的な歴史観が常識のように扱われている

日本は、本当に悪い国家だったのか
本当に極悪非道な軍隊を持った国家だったのなら
原爆の投下で一瞬のうちに一般国民の命が奪われ
焼夷弾で包囲しながら取り囲み焼き殺すような残虐な行為もゆるされるのかもしれない
何年も謝罪を続けても許されないのかもしれない
しかし、東南アジアの当時の指導者たちの意見を聞くと
日本に感謝している言葉の方がはるかに多い事実が有る
ヨーロッパ列強を打ち破り植民地支配から抜け出す助力が有ったからだ

白人たちから見れば、日本の軍隊は侵略者だったでしょうが
しかし、植民地支配されていた東南アジアの人たちにとっては解放者だった
結果日本は負けたけれど、無駄ではなかったのだ
その後、帝国主義的な植民地支配は終わりを迎え
次第に世界中の人種差別の波も終息に向かっていたのが世界史上の真実である

しかし、それだけの働きをした日本は、その反動をもろに受けることになる
原爆にしろ焼夷弾にしろ、あのような殺し方ができる背景には人種差別の意識も当然あっただろう
明らかに屠殺場のごとき殺し方であり
新型爆弾の実験材料でした
2度と歯向かうことが出来ないように軍事力を放棄させるような
理想とも思えるような憲法を押し付け日本人の精神性まで壊そうとした
黄色いサルが白人に逆らったのはけしからんという意識もあったのでしょう
明らかに白人たちからは人間として見られていなかったのかもしれない

しかし、これらのことは遠い昔のようで、ついこの前のことではある
今となっては、過去の話ではある
今は、黒人のオバマさんがアメリカの大統領をやっている
日本が戦わなければ、人種差別は今も続いていたでしょう
オバマが大統領になることも無かったし
東南アジアは白人たちの植民地のままだったでしょう
中国と朝鮮は、ソ連の植民地になっていたでしょう

もし、日本が戦わなかったらということを考えてもらいたい
そして、日本の功績を見出すことが出来るなら
本来の誇りを取り戻すべきです

今、中国の指導者たちは、共産党一党独裁を維持するためにも
昔の列強がやったような覇権主義の中にあり
周辺諸国に触手を伸ばしています
日本が本来の誇りを取り戻し毅然とした態度で東南アジア諸国と連携していかなければ
早く取り戻さなければ、また、歴史は繰り返され
中国の圧政のもと、多くのアジア諸国が
ウイグルやチベット、モンゴルのようになってしまうでしょう。

日本が世界史に残した功績を今一度思い起こしてほしい
アメリカが没落しようとしている今
戦争の時代に突入させないためにも、早く、自主憲法を制定し
毅然とした国家を創り上げ自立するべきです。

2013年12月

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