陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

財政赤字を人体に例えてみる

財政赤字を人体に例えてみる

財政均衡とは何か
比喩にて人体で考えてみる

結局は、その体力を維持できるかどうか
財源とは、体内にため込んでいる脂肪や食料庫などのエネルギーだ

日本は、肥満といえば語弊が有るが
体内に個人資産(脂肪)を一杯蓄え
対外にも資産をいっぱい持っている

政府という主体は、自由に出来る食料庫の在庫が少ないために
体内に蓄えられた脂肪を金融機関などを通じて借りている
その脂肪を借りその人体が元気で活発に動けるように努力している

その活動が有益であり更なる収入を産み出し
食料を得ることが出来れば体力は維持されていくのだ
(今、原発の停止で貿易赤字はふくらみ体力を消耗中)

財政赤字で問題なのは、体内で蓄積したものをムダに浪費して
体力維持のために貢献できないような使い方をした場合と
もう一つは、体内に蓄積した脂肪も無く、食料庫の在庫も無く
活動エネルギーの確保のために
他者から高金利の借金で食料を得なければならない場合だ

その主体なる国が 働きをうまく舵取り出来なければ
仕事も廻ってこなくなり、体はやせ細り、働くことさえ出来なくなる
結局は、病院に入るか死滅するしかない

要するに、その人(国家)が有益な働きをして
社会(世界)のお役に立っているかどうかだ

価値ある有益な働きが出来ていれば
体内(国内)に返すことも出来る
食糧庫に蓄えることも出来る
蓄えることが出来れば、
その蓄えを頑張って努力している他者(外国)に貸し出し
救済することも出来るし
その投資資金が価値を生み収入を得ることも出来る

他の国も元気になれば
その経済の循環はさらなるプラスを生んでいくだろう

それなのに
消費税増税などで財政赤字を削減する姿勢を見せていないと
国家の信頼を失い更なる借金も出来なくて大変なことになるという意見が有る
これは、国家が自由に出来る食糧庫が空っぽのところを見ているだけのこと
食糧庫に貯められているものが少なくても体力が有れば
体内に溜め込まれたものを使って価値を生み出す働きが出来れば大丈夫なのだ

それなのに
蓄えられた脂肪が体の中で使われ有益な働きをしようとするときに
その一部を消費税として取り上げる
それを食料庫に入れ自分たちが自由に使えるようにしたいのだろう

政治家、官僚、御用学者、公務員など
そもそも、税金から食いブチを得ているような人たち
商売という意味を理解していない人たちの発想だろう

体の活動にブレーキをかけさせて、いったい何がしたいのか
防衛とか防災とか体力をそちらに集中せざるを得ない場面もあるだろうが
大きな政府を作り上げて何がしたいのか

放っておいても体が元気に有益な働きをすれば
食糧庫に入れる分ぐらい稼いでくれるのに
体の動きに負荷をかけ体力を弱らせてどうするつもりなのか?

国家レベルのことでも
個人レベルに置き換えてみれば至極簡単なことなのだ

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional

備前焼