陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2020-07-11

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リニア工事と経済価値

リニアの工事に文句を付けている知事が居て
計画通りの開業が危ぶまれている

一部にリニアと新幹線を比較してそれだけの価値を見ない人も居る


考えるなら
色んなインフラが有り
色んな生産性の向上に寄与し
経済規模を大きくし
人々の生活を支え
人々の暮らしを豊かにしてきた

その基本は、人・物・金・情報の経済資源が効率よく循環すること

ただ、考えなければならないのが
その人・物・金・情報にも良い物も悪いモノも有ること
悪いモノが循環し
目先で経済が良くなったとしても
ある時点から逆転し崩壊する場合も有る
取り返しのつかないことになりかねない事もある

善悪の価値判断が必要になる
という事は、究極の客観視である神仏の視点が必要だ
その価値判断に真理価値が含まれているかどうかだ

真理価値と言っても難しいが
正しい世界観の中で
神の願いに沿ったものであるかどうか
与える愛の思いが込められ
お役に立ちたいという思いが含まれているかどうか

真理価値が含まれてる循環は
必ずプラススパイラルを起こす
見た目、良さそうに見えても真理価値を含まない循環は
必ずマイナススパイラルを起こす

リニアの問題は、それ以前の問題であり
移動時間が短縮されれば
人の持っている時間が増えることになり
一人が1時間を増やしその恩恵が24人に拡大すれば
もう一人の人間がこの世に出現するに等しくなる

この事を考えていると思い出すのが
フラクタルの森の開拓に小さなユンボという建設機械を中古で買った事
ユンボを使いながらその力の大きさに感銘を受けた事
同じ作業をこなすためには100人以上は必要だろうと思ったこと
このユンボが中古で80万円で分けてもらったけれど
いきなり一台の機械を最初~作るためにはどれだけのお金がかかるだろうと思った事

この資本主義社会の素晴らしさを
この時、ものすごく感じさせていただいた

ついこの間も
山用の軽トラックが不調で動かないので
二人ががかりで動かそうとするのに
荷物も積んでいないのに少しの坂も押し上げることが出来なかった
それなのに、エンジンさえかかれば重たいモノを積んでも
平気で山の上まで運び上げてくれる
この差を考えると
車であっても色んな智慧が集まり蓄積され
経済活動の中で創り上げられてきたことに驚きを感じざるをえない

交通機関の時間短縮という課題は人の問題ではあるが
この蓄積の効果は、色んな課題可決の原資にもなる

また、その中に必要な技術革新が様々な所に貢献することになる

同じような課題で宇宙開発に否定的な意見を述べる人もいる
原発などのエネルギー分野でも同じことが言える
経済や文明が発達しなくても
人々が平和に暮らしさえできれば現状維持でも良いとする考えも有る

しかし、神の願いはどうだろうか

神の願いが判らなければ、子や孫を持つ親の立場で考えても良い
しかも、良い親以上の視点で考える事だ
子や孫が平和に調和しながら生きていることは当然ながら喜ばしいことだけれど
短時間で仕事を済まさなくても
ゆったりと生きれば良いとしても
自分たちの事ばかりを考えて
周辺の他者に関心を持たず
無視して平気で生きているようで有るなら喜ばしくは無い

神の願いを考える以前でも
考えれば現状維持だけでの働きでは現状維持できないことは明白
原始生活に次第に戻していくならそれも良いが
神は、その為にこの宇宙を創り万象万物を育んできたとは思えない

より素晴らしくなって欲しいと願われているのは
孫を持ち子供たちを観ているなら見えてくることだ



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