陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2020-07-18

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お金という道具

その国の通貨を市場で使ってもらう為にいろんな仕組みが有る
現在、信用を得ている何らかのものと交換して流す方法もある
そして、税金を収める為にその通貨しか受け付けなければ流通は加速する

さらに、政府が直接作って市場で使うことで流す方法もある
ただ、政府が勝手にお金を作り過ぎるならば
当然ながらそのお金の信用は無くなっていく


原則、その国の通貨が信用を維持していく為には
その国の中で何らかの価値あるものが継続して提供される必要がある

その為にも国防のためのインフラ整備や強靭化
直接的防衛力としての軍事力の整備
防衛のため敵基地攻撃能力保持も信用を担保する重要な要素だろう

平和な時には良いけれど
必ず時代は戦争という選択を引き寄せてしまうモノだ
そうなれば一気に信用は消えてしまうかもしれない
戦争に負ければ消えて行くしかないだろう

アメリカのドルが信用があり世界の基軸通貨になっている理由は
経済力も有るだろうが
世界一の軍事力を持っていることもある

基軸通貨としてドルが有る以上その優位性は計り知れない
その経済力と軍事力を維持し続けるならば
ドル紙幣をどれだけ刷っても問題は起きないのだろう

ただ、ほころびを見せるようだとその位置はとって変わられる

中国共産党は、今それを狙い
データーを改ざんしてでも経済力の大きさを見せつけようとする
軍事力でアメリカを追い抜こうとしている

中国はMMTで積極財政をしているが
基本となる経済力の中身が空洞であることがバレるなら
「元」という通貨の信用は、一気に崩れるだろう

MMTでの積極財政は、
車で峠を登っているような状況なのだろう
途中でガソリンが切れれば押して登るしかない
とても人力では荷物を積んでいないとしても不可能だ

そうすると、残った軍事力で
価値を生み出すしかなくなり
軍事力で世界をかき乱すことになるのだろう



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