陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2021-04-18

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給付金で消費拡大の闇

この非常事態で国民に給付金を与える事を各国でやっている
おかげで消費が拡大している
この消費拡大が良いことのように受け取られているが
本当にそうだろうか


そうであるなら、MMTが推奨する財政出動で
国民に資金提供をして生活を助けることは是とされる事になる
ベーシックインカムなどでも問題は無い事になる

政府支出を増やすことで財政破綻の危険が出てくるが
歯止めはインフレ率を見ていれば良いこととされている

給付金などは需要者サイドの消費に対する施策であり
そこで考えなければならない面は、供給者サイドの生産の問題が出てくることだ

ここで、需要と供給に対する根本的な課題を考える必要があるということがわかる
需要( 消費)が増えることは、供給(生産)が増える必要があるということ

はたして、現金給付が各家庭に配られて供給(生産)が増えるかということだ
誰かが、何処かが、生産を増やす必要がある
その社会の中で、その循環が起こらなければ
その社会、その国家は、供給だけを受ける事になり
他の国の生産性向上を助け、その経済を富ませる事になる

政府の財政出動に頼る国は、あえて言うなら奪うだけの社会になってしまう
与える愛の視点が欠落する国になる
そうすれば、その社会の信用価値は下がり
その国の発行する通貨の信用価値も下がる
悪循環が始まる事でインフレは急拡大するだろう

サプライサイド経済学というものがあるが
おそらく、この供給サイドを重視する考え方なのだろう

世界は、全て、この与える愛から始まっている
この宇宙の存在自体も
根源なる神の与える愛から始まっている

経済も何もかも、おそらくそうなのだ
「与える愛」無く経済も人生も成り立つことは無い

消費マインドと投資マインドで経済は加速されるけれど
消費マインドと投資マインドに含まれる思いの質が問われる事になる

奪う愛で経済の循環が起きると
その社会の信用価値は目減りしていくだろう

奪うだけの経済循環なら
消費も浪費の雰囲気を帯びる
投資も投機的な雰囲気を帯びてくる

浪費や投機で作られた経済はやがて滅びるだろう
逆に理想を目指し
神さまの願いに沿った消費や投資なら
その経済活動は、加速度を増しながら活性化していくだろう

愛なくば全てに死がもたらされる事になる

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