FrontPage/2024-09-07
リベラル、左翼系の政治家は、優しさを勘違いする
「地獄への道は、善意で舗装されている」ということわざがある通り。
日本の政治でも、アメリカの政治でも、どこの国の政治にも起きていることだ。
優しさとか、善意とは、言い換えると「愛」が有るかどうか。
この愛をことさら強調する場合には、良い意味での愛から離れ、奪う愛という悪い愛となっているケースが多い。
その理由は、人々に受け入れられやすく、支持を受けやすいからだ。
図表の4つの循環が世界観(真理)をベースにして循環するのだが、その循環は「なぜ」を中心にして起きる。
その何故は、愛であり、この要素が原動力となっている。
この愛の問題は、政治や全てのモノごとに大きく作用するので、ことさら大きくアピールする必要が出てくる。
恋愛の問題でもそうだけれど、愛してると言いながら、自己中心の愛、相手の都合とか気持ちを無視した愛もある。執着の愛だ。
同じことが政治にも経済にも入り込む。
この愛の課題について、大川隆法総裁は、愛の発展段階説の中でも解かれているが、愛の基本は与える愛であり、その中身は、生かす愛、許す愛、存在の愛へと発展する。
https://happy-science.jp/whats-happy-science/teaching/love/
そのような悟りの中身にも通じることが考えられずに、愛が口にされる。要するにその言葉に込められている波動が、表面上の雰囲気にカモフラージュされて上手に表現されることでマイナスの力となっている。
この愛という課題は、全ての循環に関わり、プラススパイラルかマイナススパイラルかのどちらかを決める。
偽物の愛(奪う愛)が横行するとマイナススパイラルを起こし、本物の愛(与える愛)では、プラススパイラルを起こす。
この、愛・知・反省・発展の四正道の流れは、表現形態を変え、全ての論理に関わっていると思われる。
政治経済、微生物のミクロの世界から、神仏というか、宇宙の世界までフラクタルとして関わり、回転して循環を起こしている。
その4項目全ての要素が重要なのだが、中でも愛の問題はインパクトも大きいために強く強調されることが多い。
ただ、そこに偽物が入り込むと悪循環を起こすことになるだろう。
リベラル、左翼系の人たちは、ほとんどが知らずにその悪循環に入り込む。
旧ソ連や中国、北朝鮮の場合、共産主義が支配しているために、この悪循環を起こし、社会は疲弊してきた。その疲弊を誤魔化すために他のせいにしたり、強引な政策を巡らせて来た。ただ、偽物からの循環は、必ず馬脚を現す。
さすがに、他者のせいにするために、反省が出来ないとは言え、旧ソ連のように反省し、プーチンという指導者は、共産主義という唯物論・無宗教でなくロシア正教というキリスト教の本質的な理念を国中に広げ、唯心論的・有神論的世界観で国づくりをしてきたために、もちろん資源の豊かさも有っただろうが、国を富ませ、アメリカ、西側の経済制裁にも関わらず経済の好循環をもたらせている。
それに比べ、アメリカ、西側は、宗教的理念は形がい化して、経済の悪循環を起こしている。
政治の悪循環も起こさせ、外交的には世界大戦を起こすようなことばかりを実行する。日本も同じことで、一緒にマイナススパイラルを起こす流れに入っている。
要するに世界観の中に偽物が入り込んでいるために、愛も知も反省も発展の理念も狂い、機能せず、善悪の判断も自己中で狂い、結果として醜い世界を呈してきている。
そのことに気づく人は少なく、いまだに旧ソ連の犯してきた過ちを理解していない。旧ソ連のやってきたことに暗示を受けて、いまだに反ロシア的立場を維持する保守系言論人も多い。
この人たちは、アメリカのトランプ氏も理解できずにいる。
伊東貫も、頭が良すぎるせいなのか、思想哲学、理念的には鋭い切り口を持たれているが、信仰という世界に入れずにトランプを理解できないでいるようだ。
あの襲撃事件の奇跡を目の当たりにしても、その奇蹟を理解できないでいる。奇跡とはいえ、あのような単純な軌跡では心の奥底に響かないのか、であるなら、さらなる奇跡を待ち望むような事態が世界中を襲う可能性もあるだろう。
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