幸福とは
幸福とは
お孫さんを抱いて
幸せそうな笑顔をみせているご婦人に聞いた事がある
「今までの人生の中で、いちばん幸福な時期とは?」
もちろん
今がその時だと言われるのかと思っての事だった
しかし その答えは
「もう一度やれと言われたら 二の足を踏むけれど
自分の子育ての時期が 一番幸福な時期だった」
意外でもあったが 納得もした
そして いろんな人に同じ質問をした
異口同音に 同じような内容が帰ってきた
自分の存在が 必要とされ
自分の仕事が 子供とはいえ
他者の役に立っていることの意義
このことは 自分自身の存在意義とも深く関わって
人間とは何か?
何のために生まれ、何のために生きているのか?
この問いに対する 答えでもあるのだろう
幸福とは 受けたモノにもあるだろうが
与える事が出来た中にこそ
その本質は あるようだ