陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2024-04-13

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現代社会は、左脳的価値観が支配する

左脳的価値観とは何かというと、図の上段の二か所を注視する考え方。
それが思考の蛇行を生む。

仕事


人は、何をどのように思考しているのか、考えると図でいうと3か所ある。「世界」観と「思い」と「行い」の3箇所。
「世界」は、悟りと深く関わる。
「思い」は、動機であり、その人の悟りをベースにして問題の認識がある。
「行い」は、結果に直結しており、ここから目を離しにくい。
どうしても結果にこだわり、結果を見すぎれば、脅しもスカシも効果絶大だ。
世界観や動機を問題にすることは少ない。
結果が最重要なのだ。
このような世界がこれまで蔓延していると言っても良いだろう。

言い換えれば、これまで、知性と理性の社会が支配していたが、これからは、悟性と感性の時代が訪れる必要があるということ。左脳的なモノが活性化する社会が期待される。

スピリチュアルな事とか霊的な事、あの世の事とか、神さまの事、そのような話題が少しづつ増えているなこともその傾向を示しているように思える。

左脳的に優秀な人が世界を支配して、ドンドン世界が悪くなっている。しかし、右脳的に優秀ということは分かりにくいことだ。
これはおそらく価値観が関わっている。
何に一番価値を見出せるのか。一番大切なものは目に見えないという言葉もあるが、この、一番大切なものが見れるようになるためには、いろんな経験が必要なのかもしれない。
私にもこの歳まで生きてくると色んな反省すべきことは沢山ある。
反省が効いていることも有れば、いくら経験しても繰り返し愚かなことをやってしまう。おそらく、経験を知識から知恵に変えることが出来にくいのだろう。
これは個人を超えて社会全体にも言える。
天変地異や色んな災害が起きるけれど、これらも左脳的な処理ばかりされて右脳的な検証は成されず、対処療法ばかりで根治療法まではいかない。

天変地異も人心の乱れが背景にあり、指導者の資質も関わってくる。
これまで、そのあたりが問題にされなかったということは、おそらく、被害が一部に限られているからかもしれないが、これが全体ともいえる規模で起きる場合は違うのかもしれない。災害も警告として起きていたが、警告では人々は右脳的な思考に入りにくいために、警告を超えて天罰レベルまで行くのかもしれない。

日本もアメリカもヨーロッパも、これまで地球を支配してきた人々の腐敗を考えると、腐敗が広がり分解が始まる。発酵であると熟成的なモノになるのだろうが、腐敗がひどくなると廃棄するしかなくなる。腐敗が落ち着き分解が収束するまで再生は成されなくなるのだろう。

要するに、警告レベルを過ぎるようなことが起きてくる可能性が有るということ。
一部の腐敗であれば回復も可能だけれど、そのことに自浄作用が働かなければ、小さな災害では済まなくなる。
大きな天変地異も起こり、それでもマイナススパイラルを止められなければ、この第7文明と言われるもの自体を終わらせるということも起きる。
ただ、これも第8文明の始まりであり、人は必ず死を迎えるということがいっぺんに起きるだけである。大きなショックでは有るだろうが、ここで右脳的な思考から、根本的な反省が少しでも出来るということなのか。
おそらく、原始的な縄文文化的な生活に戻ることで心の世界を取り戻すような流れになるのかもしれない。

右脳的な社会であり、そこには「なぜ」という言葉が有るように「結果」に対する問いかけが深くなされる時代が来るのだろう。
ただ、今であっても「なぜ」をキーワードにして繰り返し反省が出来るような社会を構築できれば、おそらく世紀末現象は軽減されるのだろうと思う。「どうすれば」ではない。
奇跡のリンゴにしても菌ちゃん農業にしろ、言霊の実験であっても、その発される言葉の表面的な所ではなく、思いの中身のその質にまで思いが至らなければならないようだ。「ありがとう」という言葉にしろ、表面的な意味合いだけでなく、どのような悟性の上に出てきた言葉なのかが問われる。
愛に対する教えがあるが「与える愛」にも深い意味が有る。愛・知・反省・発展の法則は全てに関わるけれど、「愛」そのものの質が上昇するためには不可欠な事。

要するに、この3次元世界は、魂修業の為に用意されているのであり、魂は永遠である以上、死を大きく考えすぎてもならない。色んな事象は、全て必然として起きるわけであり、受け入れるしかない。そこからどのような教訓を学べるか問われているのだろう。



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