陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2019-12-19

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資本主義と社会主義(共産主義)

この違いは世界中で議論され、その国の政治体制の中でいつも対立を起こしている
アメリカでも共和党と民主党の対立が有る
日本でも与党と野党の対立がそのように見えるけれど
今の自民党の姿勢は、どうも社会主義的な政策が多いように見える

資本主義とは、お金などの資産を集めより大きな仕事をさせて発展させようとする姿だろう
社会主義とは、政府が責任を持って人々の暮らしを守り苦しむ人を救っていこうと言うような経済だ

陰陽で観るならば、資本主義は陽であり縦軸であり、厳しさを求める
社会主義は陰であり横軸であり、優しさを求める
共に大切な要素ではあるのだが、問題なのは主体をどちらに置き
どうバランスをとることが出来るかだ


子育ての場合にも、優しさと厳しさが必要だが、この場合は当然ながら優しさの方が多くなければ問題が起こる
しかし、経済の中ではどうだろう
経済の中にも優しさは要るけれど、砂糖菓子のようなモノばかりが与えられるなら健康を害するように
ヶ偉材の流れを阻害する要因にもなる

経済も比喩で観るなら人体で説明が出来る

画像の説明
人体で言うならば、資本主義とは血管の働きのようであり
社会主義とは、リンパ菅のような仕事であろう

リンパ管が機能して働くためには、筋肉の収縮が必要であり
筋肉が働くためには、血管の機能が不可欠だ

資本主義は、左脳的な仕事であり厳しさが求められ成果が求められる
社会主義は、右脳的な仕事であり優しさが求められるが、こちらが過ぎれば資本主義の仕事に支障をきたすことになる

今、世界の現状は、リベラル傾向の政治勢力が力を持っていて社会保障関連に力を入れる傾向が強い
そして、民主主義が進むことで多数決の論理が
選挙という関門を通らざるを得ない時に優しさの方に傾きすぎる傾向が有る
人々に優しいだけの政策をとるために
長い目で見て経済を成長させる事が出来なくなる

その優しさが、人々の成長に働くのなら良いが
甘やかしとなり、自己中の自分たちの事しか考えられないような人達を産み出す可能性が有る

その根本原因は、資本主義が堕落して
悪い資本主義となり奪う愛のマインドが入り込むことで起きるようである
こちらでも経済にブレーキをかけてしまうのだ

そのように蛇行することで、世界は成長するのでは無く
奪う愛の戦場となりマイナススパイラルを起こしているのが現状だろう

フラクタルの森で言うならば
右目で観るは、きびしさであり
左目で観るは、やさしさだ
優しさ(横軸)と厳しさ(縦軸)のバランスは何においても難しい

百獣の王ライオンは、我が子を千尋の崖から突き落とすと言う
政治の中では優しさは票に絡むために簡単である
お為ごかし、人気取りでの政策では良い結果につながりにくい
それを見極める知性も国民に求められる

それに較べて、厳しさは非常に難しい
神なる存在は、優しさ、愛の最大の存在なのだろうが
厳しさも同時に重いモノが有る事を知っておくべきだろう

その神の判断を知るためにも「正しき心の探究」が不可欠なのだ

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